おしるしと前駆陣痛の到来。
前回の記事では妊娠後期にひどい腰痛に悩まされた話をしました。
多くの妊婦さんが通る道とはいえ、妊娠・出産がどれほど身体に大きなダメージを残していくかの分かりやすい例ですね。
さて、今回はついにおしるしと前駆陣痛が到来します。
以前もお話しした通り、妻は抗リン脂質抗体症候群を持っており、その関連で全身性エリテマトーデス(SLE)の疑いもありました。
抗リン脂質抗体症候群では不育症リスクが高まる一方、SLEでは早産リスクが高まるようで、妊娠初期の段階でお医者様からは
「30週を越せれば上出来。それ以前でも兆候が見られれば出す可能性も考慮しておいて」
と言われていました。
しかし、蓋を開けてみればなんてことはなく、多少(1週分くらい)小さ目ではあったものの順調に育っていき、30週を超えても生まれるような気配はありませんでした。
そして迎えた臨月。まずはうわさに聞く前駆陣痛がやってきます。
とはいえ、この段階では「いつもの張りとは明らかに違う感覚だけどそれほどでも」といったくらいだったみたいですね。
そして続いておしるしがやってきます。この時点で36週の後半。
少し早いけどいよいよ来るのか!?と色めき立つ我が家。
初産婦は予定日を過ぎることが多いとは何だったんだ!と思いつつも、胎児の体重は2500を超すほどにはなっていたので特に問題はありません。
そこから1日、2日、、、なかなか来ない陣痛。
調べてみるとおしるしから数日~1週間で陣痛が来ることが多いらしいがしかし。
1週間が経とうとしても前駆陣痛はあれど陣痛が来る気配は無し。
とはいえ夜になると前駆陣痛が来るのでソワソワして眠れない毎日。
おしるしからちょうど一週間のとある朝
「今朝、明け方から前駆陣痛が10分間隔できてた」
との報告。ついに来た!これはお産につながるやつでは!!と準備をする我が家。
が、産まれず。
そうこうしているうちに38週に突入し、どんどんと強まる前駆陣痛。
横になると痛みが強くなるようで、眠ることが難しくなってきた妻。
早く出てきてくれと思いながらどうすることもできないのでマッサージ等でやり過ごす毎日を過ごしていました。
なおも強くなる前駆陣痛。
夜間の間隔が6分ほどになり眠れないほど痛いとのことで産院へ駆け込むが、NST開始とともに15分間隔になり痛みも引いていく前駆陣痛。
早くも我が子に翻弄される妻と私。
そんなこんなでバタバタとしているところ、38w4dにその日は来るのでした。